今日は、息子が通う小学校にて朝の6時から1時間奉仕作業を行ってまいりました!
普段あまり保護者の方同士でお会いすることも少ないので、なるべくお話したいなと思ってたら、
チームを組ませてもらったお父さんが、普段林業をされているということで、(キラーン☆)
なかなか実際にお仕事でされている方のお話を直接聞くこともないので、短い時間ですが根掘り葉掘りお伺いしてみたのですが、
興味深い話を幾つか頂きました。
ニュースでは、時々松くい虫の被害を聞いていたので知らないわけではなかったのですが、
北杜市でも明野町あたりは、もう山が真っ赤になるほど、立ち枯れしている地域があって、
対策はとっているもののなかなか自然相手なので、難しい様子でした。
山梨県の対策はというと ↓
http://www.pref.yamanashi.jp/shinrin-sb/shinrin_matukui.html
全国で行われている対策と同様です。
しかしながら、調べていて興味深いブログをみつけました。
https://blogs.yahoo.co.jp/hakusyunetto/20687778.html
松くい虫対策には、目に見える地上部分を重視しているようですが、
根っこに無数の虫が・・・。
根っこまで掘り起こすのは大変な作業とは思うのですが、どんな問題も結局は根っこが大切なんだろうなと改めて思いました。
越冬ができないほど寒い地域は、自然に淘汰され松くい虫が広がることにならないそうですが、
対処療法的な方法では、根本的な解決にはならないかもしれませんね。
虫たちが悪さをするのではなく、自然のバランスを取りにその役を担ってくれているとしたら・・・。
北杜市内は、赤松、唐松が多いこともあり、松については色々と考えさせられます。
自宅の敷地内に松が茂っていることも多々ありますが、万一、枯れたりしたあと、強い風などで、
ぽっきり折れて、家とぶつかったなんて被害は避けたいところ。
うちだけ大丈夫なら良いではないですから、社会全体の問題と捉えたいです。
最後に、土壌改良から松くい虫で壊滅した新潟市北区の海岸松林保安林の再生を手がけた、
高田造園設計事務所さんの施工実績報告は必見です。
http://www.zoukinoniwa.biz/blog/2016/09/28929.html
結構読み応えはあるかと思いますが、この春に高田さんと直接お話しする機会があり、
松林の話も少し伺えたのですが、大幅に改善しているとのことでした。
高田さんの専門は土壌改良、地質改良。
やはり目をむけてみるのは、目に見えない地下にあると思います。